yukino_halu’s diary

日常の雑記。

2021-01-01から1年間の記事一覧

在宅無限大 村上靖彦

在宅無限大 訪問看護師がみた生と死 村上靖彦 「ケアをひらく」というシリーズ商品の一つ、らしい。著者は本書の中で何度か「私はもともと哲学者だった」と書いていて、略歴には精神分析学博士とある。哲学から医療に興味を持ったのだろうか。 訪問看護師に…

エスフェンバレレート

薬登録情報提供システムに載っている「成分」を取り上げてみる。とりあえず飽きるまで。感想なんかは灰色文字で。 エスフェンバレレート フェンバレレートは合成ピレスロイド系 の殺虫剤であり、昆虫の中枢及び末梢神経系に作用し、反復興奮及び…

症状(体調体質)の経過(7)

注意:化学物質過敏症は、人によって「何に反応するか、どのように反応するか」が違います。 したがって、この記事の内容はあくまでも雪野ハル個人の経験によるものです。 (6)の続き。 変化というほどではないけれど、暮らし等について。 食品で受け付けな…

科学する心 池澤夏樹

私は科学が好きなんだな、と思った。研究者じゃないし、論文を読むわけでもない。積極的に最新のサイエンストピックを探すわけでもない。だけど身近な科学とかふと耳に入った科学ニュースにワクワクする。理解の程度はさておき。 雑誌に掲載された12本のエッ…

アクリナトリン

農薬登録情報提供システムに載っている「成分」を一つずつ紐解いてみる。とりあえず飽きるまで。 気になったもの等をピックアップ。感想なんかは灰色文字で。 アクリナトリン ピレスロイド系殺虫剤。神経軸索におけるナトリウムイオンチャネルに作用し、…

君主論 マキャベリ 武田好

「NHK 100分で名著 ブックス」の本。岩波文庫で『君主論』を買ったら随分と厚みがあって、読める気がしなくなったのでこれを購入。テレビ放送で偶然、第1回だけは見たような気がしなくもない。 「『君主論』は陰謀術数が書かれた本ではなく、マキャベリの就…

農薬?(2)

農薬の登録を申請する際に提出する試験成績は以下の36種らしい。農水省のホームページより。 (1)薬効に関する試験成績 (2)薬害に関する試験成績 ア 適用農作物に対する薬害に関する試験成績 イ 周辺農作物に対する薬害に関する試験成績 ウ 後作物に対す…

農薬?

化学物質過敏症を考える上で、農薬は外せない。だけど全然知識がない。とりあえず、農林水産省のホームページを参照。 日本では農薬を10種類に分けているらしい。 私が体調を崩すのは、ア〜クの8種類中のどれか又は全部だろう。 農薬が使われる理由は、「病…

ビタミンE

ビタミンE 脂溶性ビタミン。抗酸化作用を持つ。普通の食事を摂っていれば過不足ないはず。ただし、サプリ等で過剰摂取すると肝臓障害や骨粗鬆症になる恐れがある。ビタミンCがあると、抗酸化作用の相乗効果が見込める。 ナッツ類や緑黄色野菜に比較的多く含…

真理の探究 佐々木閑 + 大栗博司

真理の探究 仏教と宇宙物理学の対話 佐々木閑 + 大栗博司 序 心のフィルターを外す営み 佐々木閑 第一部 宇宙の姿はどこまで分かったか 大栗博司 / 聞き手 佐々木閑 第二部 生きることはなぜ「苦」なのか 佐々木閑 / 聞き手 大栗博司 第三部 「よく生きる」…

ビタミンA

ビタミンA 脂溶性ビタミンの一つ。 小学校高学年の時に「不足すると鳥目(夜盲症)になる」と先生が言っていた記憶がある。そしてちょうどその頃、家では肝油ドロップを食べさせられていたような気もする。当時、何か注意喚起の報道でもあったんだろうか。そ…

イブプロフェン

イブプロフェン 解熱・鎮痛・抗炎症薬。 アスピリン喘息の人は使えない。 他の薬と併用するときは、相互作用を起こすことがあるので注意が必要らしい。

エピジェネティクス 中野徹

エピジェネティクス −新しい生命像をえがく 中野徹 高校生の時には生物の授業が好きだったし、自分(人間)も生き物だから興味を持ったのだけど…漠然とした理解が精一杯。精力的に研究されている一分野として成立しているくらいだから、新書で書ける分量を考…

アセトアミノフェン

線の太さがまちまち… アセトアミノフェン 抗炎症作用は弱いので、鎮痛目的に使う。 栄養状態が悪い人や、飲酒量が多い人は肝臓の副作用が出やすくなる。 風邪の発熱時は、熱が上昇しているときでなく、上がりきってから使用するほうが効果的。 …という情報が…

ニュースの未来 石戸諭

とても雑に一言でまとめるなら、記者(ライター)の心得。安易な方法ばかりに頼ろうとせず、質の良いものを届ける努力をしていこうよ、と言う語りかけ。 ただ、文中で述べられていることは主に書いたり発信したりする側のことだけど、読んだり受け取ったりす…

症状(体調体質)の経過(6)

注意:化学物質過敏症は、人によって「何に反応するか、どのように反応するか」が違います。 したがって、この記事の内容はあくまでも雪野ハル個人の経験によるものです。 (5)の続き。 受診し、今後の見通し等を確認した。予想通り、というか体感実感とほ…

アスピリン

相変わらず、ゆがんでいびつ。 アスピリン アスピリン=アセチルサリチル酸。 解熱鎮痛剤としてお馴染み。小児が服用すると重篤な副作用を起こすことがある。長期の連用では、消化管の潰瘍を引き起こすことがある。 大人用のバファリンはアスピリンだけど、…

はじめてのインド哲学 立川武蔵

「はじめての」というけれど私の素養が完全にゼロだったので、新書なのに通読するのにとても時間がかかったし、3回読んでもほぼ理解できなかった、がっくり。文字を目で追っている時には、わかったつもりになるけれど…読み終わってみると「何が何だかさっぱ…

症状(体調体質)の経過(5)

注意:化学物質過敏症は、人によって「何に反応するか、どのように反応するか」が違います。 したがって、この記事の内容はあくまでも雪野ハル個人の経験によるものです。 (4)の続き。 改善してきたというべきか否か…。 以前に比べて、食事(食材)のハー…

ヒスタミン

切り抜きに少しなれたので、サイズダウン。 相変わらず、なんだかいびつ。 ヒスタミン アレルギー関連でよく聞く名前。 私はアレルギー体質じゃないし、ヒスタミンを意識したことはないけれど。 wikiを読むと、ヒスタミンが蓄積されたものを食べると食中毒に…

コレステロール

コレステロール よく耳にする(?)コレステロール。 悪玉・善玉とか、LDL・HDLとかって、これとは違う種類?大きさが違うとか聞いたことがあるけど、これがどれだけ集合したものか、っていうこと?ラーメンの油滴が大きかったり小さかったりするみたいな?

グルタチオン

グルタチオン ビタミンCに続き、いま飲んでいる薬。どっちも還元剤として働く。抗酸化剤? グルタミン酸−システイン−グリシンと、3つのアミノ酸が繋がっている。 やっぱり不恰好。ちょっと悔しい。

ビタミンC

持て余した時間で、構造式の切り抜きをやってみた。 ルーズリーフをカッターで切って。 文字とか切り離したくなかったので、ちょっと無理があるけど。 直線は定規を使えば良いけど、「O」をフリーハンドで切るのは難しい…。 ビタミンC

世界を、こんなふうに見てごらん 日髙敏隆

非常に平易な文章で、読みやすい。そして、思考の偏り・思い込みに対して「ほんとに?」と気付くきっかけをくれる。 近年、科学は役に立たない金食い虫だ、と言われることも多いが、その際に感じる鬱屈した感情を、優しく突かれた感じもした。 常識とは何か…

協力と裏切りの生命進化史 市橋伯一

物質の発生−生命の発生−単細胞−多細胞−…−現在のヒト等。 タイトルの「裏切り」が想像できなくて、この本を手に取った。 裏切りとはちょっと言い過ぎな気がする。生命の進化においては、独善の方がしっくりする、私にとっては。 内容は中高生の時に学んだ理科…

どこからが病気なの? 市原真

著者の文体にちょっと違和感を感じ、レーベルの「ちくまプリマー新書」を検索。どうやら「学生の”学び”に役立つテキストや、大人の学びなおしに対応!」らしい。著者の言も合わせて推測すると、対象は高校生? 病気ってなに?という問いを、病理医が解き明か…

引きこもって何をしようか

雑多な化学物質で体調を崩すので、外出がままならない。当然、仕事もできない。だけど自宅なら元気に過ごせる(屋外から何かが入り込まない限り)。持て余した時間で何をしようか。 読書。ネットで買うので、手に入るまで内容を把握できない。発症前までは、…

大人のための社会科 井手英策・宇野重規・坂井豊貴・松沢裕作

「大人のための社会科 未来を語るために」 (井手英策・宇野重規・坂井豊貴・松沢裕作) 「社会科」と言われると、学校で学んだ「地理・歴史・公民・倫理」を思い浮かべてしまい、昔〜現在についての観察・考察のようなものだと思い込んでいた、恥ずかしい。…

症状(体調体質)の経過(4)

注意:化学物質過敏症は、人によって「何に反応するか、どのように反応するか」が違います。 したがって、この記事の内容はあくまでも雪野ハル個人の経験によるものです。万人に共通な内容ではありません。 (3)の続き。 半袖の出番が減るにつれ、空気の嫌…

グループ・ダイナミックス 釘原直樹

正確なタイトルは以下の通り。 「グループ・ダイナミックス 集団と群衆の心理学」 (釘原直樹) これまで働いてきた職場で思うところがあったので、読んでみた。直接的な答えになるものではなかったけれど、面白かった。以下はメモとか感想とか。 ・集団的手…