yukino_halu’s diary

日常の雑記。

求職中

ネットで見かける化学物質過敏症の皆さんと同じ状況に。

病気が良くならない・防毒マスクの着用・一日に何度も換気する、などの理由で辞めざるを得なくなり。。

私としては1年前と比べたら過敏度が落ち着いてきた実感はあるけれど、周囲から見れば防毒マスクを着けている時点で「全く変化なし」。発症から2年余りで仕事を失うことに。

次の仕事も見つからず、途方に暮れる日々。というか、今後の生活の不安と焦りで潰れそうでした。今も貯金を切り崩しているのは変わらないけれど、最近ようやく、潰れそうな焦りが落ち着いてきました。

諦めたらおしまいだと思うので、職探しと症状の改善、がんばろう。無理しないように気をつけながら。

 

 

症状(体調体質)の経過(10)

注意:化学物質過敏症は、人によって「何に、どのように反応するか」が違います。したがって、この記事の内容はあくまでも雪野ハル個人の経験によるものです。

 

ストイックに、野菜は無農薬のみ。体調に影響する感覚があるので調味料は塩だけ。高温調理は空気が汚染されて具合悪くなるから「焼く・炒める・揚げる」は無し。どうも「香ばしさ」に含まれる成分に反応する模様。

仕事以外の外出もほとんどしていない。スーパーで買えるものはほとんど無いし、飲食店には行けない。田舎だから他に行くところもない。人付き合いがない、という意味では引きこもりの一種??

仕事や通院の時は防毒マスク。体力維持のために近所をちょっと散歩する時は、布マスク+防臭マスク2枚+布マスクの計4枚。コロナ対策が軽減されたのに重装備!

そのおかげ?か、先日の通院の際には以前と比べたら院内の空気が、ちょっぴり軽く感じられた気がする。気のせいレベルだし、コロナが落ち着いて院内の消毒が緩くなったのかもしれないけれど、回復しているんだと信じたい。他人から見たら私の症状は「全く変化なし」だとしても、小さな実感を大事に。

 

オーガニック食品、合わないものが多い。有機栽培と無農薬栽培は同じじゃないから当然なのかな。食事の幅を広げたくてオーガニック食品店へ行くけど、なかなか。。

原料が単純な菓子類も軒並みNG。カカオマスのみが原料のチョコチップは少量ならOKだった。保存食(非常食)を確保したいけど、レトルトや缶詰は今のところアタリなし。乾麺とオートミールは微妙。

 

カレーとか麻婆豆腐とかミートソーススパゲティとか、以前の「普通の食事」ができるようになる日は来るのかなぁ?挫けそうだけど、主治医の『汚染を避ける生活を5-10年続ければ、回復するかもしれない』の言葉を信じよう。

 

 

 

ようやくGW

冬が終わって、職場ではストーブによる空気汚染が落ち着いたものの。神経張り詰めていたのが緩んだのと、気温の乱高下もあって体調がガタガタ。日々をやり過ごすので精一杯。

そして年度替わりでアパートには喫煙者と強香柔軟剤使用者が入居。窓を閉めて換気扇も止めていても入り込んで来る〜。

豪邸に住みたいなあ。いや、一人暮らしだから家は1Kの狭小でも良い。とにかく広い庭。自宅の外壁から境界までの距離は、全方向に最低でも30mくらい欲しい(笑)。

つくづく、化学物質過敏症は環境病だと思う日々。部屋の空気を気兼ねなく入れ替えたい。

 

まぁ、それでもペットボトルの水は飲めるようになったみたいだし、微妙な前進はあり。災害時の水は、確保できた。

非常食をどうするか、という問題は残っているけど。無農薬の非常食なんて、あるのかなあ?缶詰はいくつか試したけど、缶の内面コート処理がダメみたいで。添加物ゼロで材料が「魚・塩・水」だけの水煮缶も、メーカーや魚種を問わずにアウト。

非常時の食事なんだから「具合悪くなるのは仕方ない、少しでもマシなものを集めておく」という発想で行くしかないのかな。非常時だからこそ、安全で元気になる食品が必要な気がするけど。。

それはそれとして、発症前には普通に食べていた麻婆豆腐やカレーが懐かしい…ホットケーキとか。今はどう考えても無理。いつかまた食べられる日が来るのかな。

 

本屋も行きたいなあ。お目当てがあるわけでもなく、店内をぐるぐる回るの、贅沢な時間だったんだと今ならわかる。ネットでいくらでも買える時代だけど、店頭でふと目に止まった本を手に取るのが好きだった。回復したら大型書店に行きたいなあ。

…旅行もしたいなあ。遠方の友達に会いたい。都会の空気にも触れたい。飲食の問題を解決しなくちゃだから、ハードルが高いけど。

 

回復のためにも、今は療養に努めよう。諦めたら終わりだから。

 

 

ようやく一息

職場の暖房使用がかなり減ってきて、気力体力の面で楽になりつつある。

ファンヒーターのフィルターはマメに掃除・洗浄していたけど、そもそも内部が汚染されているから気休め程度。完全に「汚染物撒き散らし装置」状態。。

転職しても状況が変わらないのは百も承知。だけど、何度も仕事を辞めたくなった。

完全在宅勤務の仕事に転職したいけど、そんな美味しい話はない。採用面接はフルリモートでも、仕事はフル出社なのが基本。まあ、そもそも「化学物質過敏症で色々と苦手」奴は採用されないだろう…。対面面接なら、不織布マスクでフラフラになるか防毒マスクで面倒なヤツ認定されて不合格。リモート面接でも、過敏症を隠して採用されたところで意味ないし。

残念ながら、フリーランスで稼げるような特技は無い。

何か小物などを作ってネット販売する…とも考えたけれど、安全な材料を安定して手に入れられるのか?そもそも生活費を稼げるのか?と思うと腰が引ける。

地元で手に入る無農薬野菜は、生育環境のせいか農薬汚染されていて、私にとっては慣行栽培との違いがわからないレベル。食べる前、調理前から具合悪くなる。

食品はネット通販で買うから食費が…マスクの吸収缶も高い。月々の収支は赤字。ボーナスでなんとか穴埋め。

 

山奥で、自給自足の生活をするのが一番かなあ?家を買うお金もないけど。

メモ:香害188集中キャンペーン

自分用メモ。

行政に電話相談なんかしても、一切解決しないと思っていたけど。被害者の存在を知らせることが大切らしい。余裕がないから、以下、Facebookの投稿を貼り付け。

https://www.facebook.com/100064864264053/posts/pfbid034Vn8zQDTnmGy2BP7pMRG4H8n41KabVqPNbv1vx4nsLLNcaMThZUJPnVwhD8sM5a5l/

 

 

★消費者ホットラインへみんなで電話しよう!★
香害188(いやや)集中キャンペーン(1月20日~2月10日)
 香害に困っている方、苦しんでいる方、みんなで集中して被害の声を行政に届けませんか。香害をなくす連絡会(事務局・日消連)は、1月20日から2月10日に集中して消費者ホットライン「188(いやや)」に電話するキャンペーンを呼びかけます。
 消費者庁は、消費生活相談窓口等に寄せられた相談件数で香害被害を把握します。日消連が初めて呼びかけた2017年度は157件でしたが、翌2018年度は87件と減りました。相談件数がカウントされないと被害者が減っているとみなされてしまいます。そこで実在する香害被害者を見える化(可視化)するために、この期間にみんなで声を集中させようと考えました。毎年1回、集中キャンペーン期間を設けることで、きちんとデータを残してもらおうというものです。
 「香害をなくす連絡会」では、現在、省庁に要望書を提出して働きかけを行っている最中です。皆さまが多くの被害の声を行政に届けてくださると、省庁と面談をする上で、大きな力になると思います。香害被害は簡単に解決できるものではありませんが、一人ひとりができることから一歩ずつ進めていきましょう。
*******  香害188集中キャンペーン  *******
 集中期間:2023年1月20日(金)~2月10日(金)
(この期間外でも自由にどんどん声を届けましょう)
●連絡先:「消費者ホットライン188(いやや)」、局番なしの電話番号188番です。
 電話料金はかかります。曜日・時間帯、また居住地によって案内される窓口は変わります。(土日祝日も10時~16時で受け付けています)
 つながりにくい場合や昼休み時間帯などは、国民生活センタ―でも受け付けています。詳細は、以下のHPをご参照ください。
https://www.kokusen.go.jp/map/index.html
●相談内容:たとえば、香害の健康被害のほかに、被害者以外にはあまり知られていない「移香(いこう)」の問題を相談しませんか。食品や紙製品への移香、出先での衣類への移香等々。自分の購入した物や所持品等にマイクロカプセルが付着し汚染され、使用できずに廃棄していること、カプセルの除去作業に追われていることなど、被害実態を伝えましょう。
●お願い:皆さんのキャンペーンへの参加状況を可視化するために、参加者数を集計しています。188に電話した後に、以下のグーグルフォームに入力して参加したことをお知らせください(個人情報の記入項目はありません)。
http://bit.ly/3kqAozo
*「香害188集中キャンペーン」は、今後も定期的に実施していく予定です。
香害188集中キャンペーン
消費者ホットライン188(いやや)
移香

歯医者

注意:化学物質過敏症は、人によって「何に反応するか、どのように反応するか」が違います。したがって、この記事の内容はあくまでも雪野ハル個人の経験によるものです。

 

涼しくなってきてエアコンの稼働時間が短くなったり、窓を開けた換気をしやすくなって職場の空気がかなり楽になった。換気扇は回っていたし、エアコンフィルターはほぼ毎週洗っていたけれど、エアコン内部が汚染されていたり汚染源(人)が居たりするから効果は限定的だったんだろうなあ。

 

少し前、通院(化学物質過敏症)の前々日に歯の詰め物(金属)が取れた。発症前から通っていたのはスーパー内で営業している歯医者。窓も無くて換気が不十分?で、スーパーの汚染空気と歯科内の薬品とで耐えられず、やめていた。

医師に歯医者について相談すると、化学物質過敏症であることは言わない方が良い、と。

どうやら「面倒臭い患者は避けたい」「得体の知れない症状を持つ患者と関わるのは怖い」「対応できる専門医(?)に行けば良い」という理由で断られるようで。

アドバイスに従い、周囲に苦手な建物がない歯医者を予約。問診票に書いたのは

・香料臭が苦手で、頭痛になったりダルくなったりする

・カフェインやアルコールが苦手で体調を崩す

の2点。理解してもらえそうなのは、この程度だろうと思ったので。

幸いにも医療事務や歯科衛生士などの中に高残香性柔軟剤の使用者が居なかったので、思ったより楽だった。帰宅後から風邪に似たような変なダルさが続いたので、気が張っていて体調の変化に気付けなかったのかもしれない。

 

昔から何となく抗菌製品に違和感を感じていたけれど、理由がわかってきた。掃除洗濯をせずにスプレーや製品の機能で誤魔化そうという発想が嫌なのかもしれない。そもそもヒトを含めて生き物は菌まみれだし、空気中にも多量の菌やウイルスがいるもの。そのうち、ごく一部は病気の原因になることがあるけれど、大部分はヒトに悪さをしないし、共生して役に立っているものだっている。悪さをするものばかりが話題になるから、菌・ウイルス=極悪、みたいに思う人が出てくるんだろうか。そしてそこに付け込む企業。。

皮膚の表面には常在菌がしっかりいるからこそ、健康な皮膚が保たれている。手で触れた場所に菌が付くのは当たり前。たとえ抗菌処理しても、そこに接触した菌が死んだ時点で抗菌能力はほぼ失われる。死んだ菌が、抗菌成分と他の菌が接触する妨げになるから。「抗菌処理したから安心」と掃除をサボる方がよっぽど感染リスクを上げる。

 

 

 

久しぶりの投稿

注意:化学物質過敏症は、人によって「何に反応するか、どのように反応するか」が違います。したがって、この記事の内容はあくまでも雪野ハル個人の経験によるものです。

 

お盆休みで、ようやく体調が回復。コロナ禍を理由に、早朝散歩以外はほぼ引きこもり。

 

職場での暴露は避けられないし、それはつまり多少なりとも汚染物質を自宅へ持ち込むことに繋がるわけで。

平日も出来るだけ毎朝、起き抜けに床の水拭き。椅子もゴミ箱も動かさないような、適当な掃除でもやらないよりはやったほうがマシ。

気持ちの上では、帰宅後のシャワーを浴びた後や寝る前に掃除をしたくなるけど、汚染物質が床に落ちず浮遊しているせいか、疲れるだけで効果を感じない。

 

土曜の午前は、とにかく寝る。意地でも布団から出ない。平日の睡眠時間も、頑張って発症前と比べて1-2時間多く確保しているけど、体への負担・疲労は随分と大きいようで。一度は平日と同じ時間に目が覚めるけど、その後はたとえ眠気を感じていなくても、布団にこもっていると気づけば昼過ぎまで眠っていることが多い。

用事があって土曜午前に活動すると、特に負担を感じていなくても続く平日は明らかに調子がイマイチだし、次の土曜は夕方まで動けない。

土曜の朝は普通に起きて、その分だけ夜早く寝る(ほぼ夕方)ことも試したけど、寝つきが悪いし夜中に目が覚めて眠れないしで、どうも合わなかった。

 

職場では、出来るだけ不調を見せないように気をつけている。

それでなくても「これ見よがしにゴツい防毒マスクを付けて自己主張している」ようなものなので。

早めに出社して、明らかに汚染を感じる場所を水拭きしたり洗ったり。業務中に汚染がひどくなった時は、上司の許可をもらって窓や玄関を開けたり、外の掃除(外気浴)したり。

今は上司が理解してくれるから良いけど、異動で上司が変わったら…と考えると怖い。ワガママ・甘え・気のせいだと見なす人も居るから。