yukino_halu’s diary

日常の雑記。

歯医者

注意:化学物質過敏症は、人によって「何に反応するか、どのように反応するか」が違います。したがって、この記事の内容はあくまでも雪野ハル個人の経験によるものです。

 

涼しくなってきてエアコンの稼働時間が短くなったり、窓を開けた換気をしやすくなって職場の空気がかなり楽になった。換気扇は回っていたし、エアコンフィルターはほぼ毎週洗っていたけれど、エアコン内部が汚染されていたり汚染源(人)が居たりするから効果は限定的だったんだろうなあ。

 

少し前、通院(化学物質過敏症)の前々日に歯の詰め物(金属)が取れた。発症前から通っていたのはスーパー内で営業している歯医者。窓も無くて換気が不十分?で、スーパーの汚染空気と歯科内の薬品とで耐えられず、やめていた。

医師に歯医者について相談すると、化学物質過敏症であることは言わない方が良い、と。

どうやら「面倒臭い患者は避けたい」「得体の知れない症状を持つ患者と関わるのは怖い」「対応できる専門医(?)に行けば良い」という理由で断られるようで。

アドバイスに従い、周囲に苦手な建物がない歯医者を予約。問診票に書いたのは

・香料臭が苦手で、頭痛になったりダルくなったりする

・カフェインやアルコールが苦手で体調を崩す

の2点。理解してもらえそうなのは、この程度だろうと思ったので。

幸いにも医療事務や歯科衛生士などの中に高残香性柔軟剤の使用者が居なかったので、思ったより楽だった。帰宅後から風邪に似たような変なダルさが続いたので、気が張っていて体調の変化に気付けなかったのかもしれない。

 

昔から何となく抗菌製品に違和感を感じていたけれど、理由がわかってきた。掃除洗濯をせずにスプレーや製品の機能で誤魔化そうという発想が嫌なのかもしれない。そもそもヒトを含めて生き物は菌まみれだし、空気中にも多量の菌やウイルスがいるもの。そのうち、ごく一部は病気の原因になることがあるけれど、大部分はヒトに悪さをしないし、共生して役に立っているものだっている。悪さをするものばかりが話題になるから、菌・ウイルス=極悪、みたいに思う人が出てくるんだろうか。そしてそこに付け込む企業。。

皮膚の表面には常在菌がしっかりいるからこそ、健康な皮膚が保たれている。手で触れた場所に菌が付くのは当たり前。たとえ抗菌処理しても、そこに接触した菌が死んだ時点で抗菌能力はほぼ失われる。死んだ菌が、抗菌成分と他の菌が接触する妨げになるから。「抗菌処理したから安心」と掃除をサボる方がよっぽど感染リスクを上げる。