yukino_halu’s diary

日常の雑記。

自問自答

化学物質過敏症になって、自分にも振り回されているように思う。

窓を閉めていても、どこかの隙間から何かが入ってきて体調を崩す。体調と一緒に気分も落ち込む。そして世の中に腹が立つ、次いで落ち込む。

私は元々、香料を避けて暮らしていたのに発症した、食品添加物だって変な味がするからできるだけ避けていたのに、シャンプーも洗剤も化粧品も全部使えなくなった、米も野菜も肉も味噌も醤油も自由に食べることが出来なくなった、なのに香料まみれの製品を作っている会社や発癌性が指摘されている農薬や添加物を売っている会社や悪臭レベルの香りをつけている人や、とにかく汚染物質まみれの暮らしを推奨しているかのような人々が、いまだにのうのうと暮らしているなんて!…私はこれから、どうやって暮らしていけば良いんだろう?衣食住が脅かされている中でどうやって生活費を得る?一歩外に出れば体調を崩すような世界で、これからずっと生きていかなきゃいけないの?!

 

吠えても仕方がない。

悔しいけれど、悲しいけれど、寂しいけれど。現実を受け入れて暮らすしかない。

私は車の排気ガスで体調を崩すけれど、田舎に住んでいるので自家用車は必須。外気に触れる時間を短縮するために、外出時は基本的に車。私も空気を汚している。

 

個人的には、車を無くす・減らすことは難しいと思っている。物流にも個人の移動にも目一杯入り込んでいて、車の個人使用を禁止するとかの大改革を行わない限りは実現しなそう。

人口減少で人手不足の中、特に田舎では公共交通(鉄道やバス)の増強も厳しいだろうし。

 

感情的に言えば、香料は無くしても問題ないと思う、特に合成物に関しては。香りで癒される人がいることは知っているけれど、柔軟剤が半年も続くような強烈なニセモノの香りである必要はないだろう。

服の悪臭をマスキングするため、トイレや部屋のニオイを誤魔化すために柔軟剤や芳香剤が使われているようだけど、そもそもきちんと洗濯や掃除をして汚れを落としていれば臭わない。

癒しのために必要だというなら、強烈な匂いを振りまいて他人に自分の好みを押し付ける必要はない。個々人が、ハンカチにこっそり好きな香りを含ませて持ち運び、癒されたい時にだけそのハンカチの香りを嗅げば良い。フローラル系が好きな人もいれば、シトラス系が好きな人もいる。フローラル系が嫌いだという人もいる。コーヒーが苦手な人の口にコーヒーを無理やり突っ込んで飲ませたりしないように、少なくともその香りを好まない人への配慮は欲しい。

飲食物の香料も、例えばただの砂糖水にレモンっぽい香りをつける必要があるんだろうか?レモン果汁が入っていない砂糖水にレモンの香りをつけるだけで、本当に差別化ができるんだろうか?少量のバナナしか入っていないお菓子が芳醇なバナナの香りを放つことに、不自然さを感じなくて良いんだろうか?

 

農薬や食品添加物だって…!

 

でもまぁ、どれだけ吠えても、病人の戯言だよなぁ。