yukino_halu’s diary

日常の雑記。

本当に良い医者と病院の見抜き方、教えます。 大塚篤司

本当に良い医者と病院の見抜き方、教えます。”患者の気持ちがわからない”お医者さんに当たらないために 大塚篤司

 

タイトルが長い。京大医学部の先生で、皮膚科医らしい。

医者の中には「気持ち軽視・ロジック重視」や「患者を物のように見がち」な人がいたりするけど、悪気があるわけじゃないんだよ、と。そういう医者を見分ける方法もあるよ、と。

個人的には、目新しいことは書かれていなかった。引っ越しの多い暮らしだったので、様々な医者と出会っていたし「医者にも個性があるし、医者との相性もある」ことは実感として持っていたので。

だけど、引っ越しの経験がない・少ない上に医師を権威者として見なす人にとっては、患者の気持ちを汲まない医者に当たると「ハズレ・ヤブ・怒られた」みたいになるんだろう。

本の内容としては、医者との付き合い方だけど、医者に限らず人間関係全般に言えることが書かれていたように思う。個性の強い人ともうまく付き合う方法。お互いの特性を理解して、歩み寄ることによって関係を築く。

他に書かれていたことは、トンデモ医療やアレルギー・がんについて。正しい情報を得るために気をつけたいこと。情報収集の方法を間違うと、偽情報を掴まされて信じ込んで食い物にされてしまう。