化学物質の避け方メモ(洗濯)
注意:化学物質過敏症は、人によって「何に反応するか、どのように反応するか」が違います。
したがって、この記事の内容はあくまでも雪野ハル個人の経験によるものです。万人に有効な対策ではありません。
記事が長いので…作業条件と全体像。
縦型洗濯機(満水で68L)
粉石鹸 大さじ4
セスキ炭酸ナトリウム 大さじ4
過炭酸ナトリウム(粉の酸素系漂白剤) 大さじ4 + 大さじ6
クエン酸 小さじ1.5 + 小さじ1
アスコルビン酸(ビタミンC) 小さじ1
40℃のお湯
洗濯の流れは、
石鹸・セスキ・過炭酸ナトリウムをお湯で溶かす(柔軟剤代わりにクエン酸)
→洗濯物と石鹸液を馴染ませる
→汚れと石鹸液を馴染ませる
→洗濯コースで脱水まで(すすぎ2回)
→洗濯物を取り出し、ゴミ取りネットの掃除
→過炭酸ナトリウムをお湯で溶かす(柔軟剤代わりにアスコルビン酸)
→洗濯物を入れ、洗濯コースで脱水まで(すすぎ2回)
0)洗濯物は、蓋付きのブリキのバケツに保管する
(蓋がないと、衣服に付いた(家に持ち込んだ)匂い等が家中に広がってしまう)
(プラスチック製だと容器に匂い移りしやすく、移った匂いが取れない)
1)洗濯槽が空の状態で、
・粉石鹸(大さじ4)
・セスキ(大さじ4)
・過炭酸ナトリウム(大さじ4)を入れ、40℃のお湯を水位36Lまで入れる。
柔軟剤入れにクエン酸(小さじ1.5)を入れる。
洗濯物を入れずに攪拌して粉石鹸を確実に溶かす。(「洗濯のみ」で5分間)
2)水を68Lまで入れ、洗濯物を入れて攪拌し、洗濯物と石鹸液を馴染ませる。
(ここはお湯じゃなく水でOK。「洗濯のみ」で5分間攪拌)
(香料臭が強い洗濯物の場合は、水ではなくお湯が良い。体温で香るタイプの柔軟剤臭が付いている服の場合は、吸い込まないようマスク着用で作業する)
3)汚れと石鹸液を馴染ませる。(15分間、放置)
4)洗濯コースで、脱水まで普通に洗濯する。(すすぎ等は水でOK。)
5)洗濯物を取り出し、ゴミ取りネットの掃除
(この次の、過炭酸ナトリウムをとかす際、洗濯物を入れたままだと衣服が傷みやすい)
(ゴミ取りネットの埃に色々な化学物質が付着している)
6)洗濯槽が空の状態で、過炭酸ナトリウム(大さじ6)を入れ、40℃のお湯を水位36Lまで入れる。
柔軟剤入れにクエン酸(小さじ1)とアスコルビン酸(小さじ1)を入れる。
洗濯物を入れずに30秒くらい攪拌して過炭酸ナトリウムを溶かす。
(粉石鹸よりは溶けやすいけど、お湯と攪拌は必要。)
7)洗濯物を入れ、洗濯コースで脱水まで普通に洗濯する。(ここはお湯じゃなく水でOK。)
全体を通してのメモ。
*すすぎは絶対に2回。汚れ(匂い)の取れ方が全然違う。
*外干しすると、せっかく洗ったのにまた汚染されてしまう。
*アスコルビン酸を使うと、室内干しでも部屋の空気が悪くなりにくい気がする。
*2回目(?)の過炭酸ナトリウムを使った洗濯をしないと、粉石鹸由来?の何かが残っているようで体調が悪くなる。
*粉石鹸を使わずに洗濯すると、汚れやニオイが取れにくい。
*香料臭がキツい服を洗う際は、単独で。他の洗濯物まで汚染されてしまいがちなので。また、洗濯内容も<石鹸+セスキ+過炭酸ソーダ>を2セットと<過炭酸ソーダ>を1セットにする。
参考書:ナチュラルおせんたく大全 本橋ひろえ
最終追記 2022.2.15