化学物質の避け方メモ(うまく分類できないもの)
注意:化学物質過敏症は、人によって「何に反応するか、どのように反応するか」が違います。
したがって、この記事の内容はあくまでも雪野ハル個人の経験によるものです。万人に有効な対策ではありません。
外出時のマスク。
活性炭入りの不織布マスクがある。あれが非常に有効な人も多いらしい。ただ、私はどうも…何か嫌なものが発生している感じを受ける。活性炭の処理薬剤なのかも。
今は布マスクの内側に、木綿の生地を折り畳んで入れている。
服。
基本は綿100%、物によってはポリエステルも大丈夫。綿100%でもダメなものが多いけれど。オーガニックコットンでもダメなものもあるし、オーガニックじゃない綿で大丈夫なものもある。加工法や保管状態によるんだろう。買って洗濯して確かめるしかない。
ポリウレタンは確実に具合悪くなるので、ストレッチが効いたレギンスとかは履けない。
ゴミ。
収集日までは自宅で保管しなければならない。単身用アパートで一人暮らしなので、例えば一部屋をゴミ保管部屋にする、というのは出来ない。
今のところは、ブリキの蓋付きごみバケツをいくつか用意して、分別している。場所を取るし密閉できないけれど、室内の汚染はかなり防げるし、ニオイ移りしにくいし水洗いでキレイになる。
読書。
書店へは行けないので、ネットで購入。届いたらまずは箱ごとベランダに最低でも1日くらい出しておく。部屋に入れるのが厳しい本があれば、それは紙袋に入れるなどして更に数日、ベランダに置く。ブリキの蓋付きゴミバケツで保管することもある。
読むときはマスクして空気清浄機の近くで、老眼の人のように本を体からできるだけ離す。
発症後の生活の参考とするために読んだ本。
医師に勧められたもの
化学物質過敏症対策: 専門医・スタッフからのアドバイス (プロブレムQ&A) 宮田幹夫
ネットで適当に買ったもの
「甘い香り」に潜むリスク 香害は公害 水野 玲子
空気の授業 柳沢 幸雄
危険な化学物質から子どもを守る暮らし方 神 聡子
勧められた本は、患者としてはかなり物足りなく感じたけれど、医療者に向けたメッセージも書かれているし、症状の個人差を考えるとこんなものだろう。基本対策は「自分の体が嫌がるものを排除し、健康に留意して暮らす」ことに尽きるわけだし。
残りの3冊は、周囲の人に症状を伝える際の参考にできれば、と思って買った。結果としてほとんど利用していない。一人暮らしで引きこもっているし、必要があれば自分の体感を話しているので。
化学物質過敏症とは直接関係ないこと。
人工的な明るさや、機械音・電子音・テレビなど機械を通して聞こえてくる音がちょっと苦手なので、自宅では照明を落とし気味にしたりテレビやラジオは滅多につけない。パソコン画面の照度も低くしている。
化学物質のストレスはかなり大きいので、それ以外の部分では出来るだけストレスを減らしたいと思っている。
最終追記 2021.12.15